多余的話

大沢武彦のブログです。

池内敏『叢書 東アジアの近現代史第3巻 日本人の朝鮮観はいかにして形成されたか』 読了。

池内敏『叢書 東アジアの近現代史第3巻 日本人の朝鮮観はいかにして形成されたか』 読了。叢書第1巻、第2巻と違って、前提となる知識が乏しいためか、読むのに時間がかかかった。江戸時代から植民地朝鮮までの日本と朝鮮との交流を様々な側面からオムニバス的に捉えた本です。とは言え、江戸期の日本の呼称や朝鮮人をどう呼ぶか、漂流民の問題、日朝交渉、竹島等々、知らなかったことが満載で大変に勉強になりました。お勧めです。