多余的話

大沢武彦のブログです。

ガンズ・アンド・ローゼズ来日公演 さいたまスーパーアリーナ 11月5日を見た

コロナも何というか一段落がついて、沢山のアーティストが来日公演をするようになり、ライブの日常が戻ってきた感じがある。そして、ついにガンズ・アンド・ローゼズも5年ぶりの来日である。前回も行っている僕ではある。

gunsnrosesjapantour.com

前回は開場時間ぴったりぐらいに友人と集まり、見てきた。大変に良かったのだが、Tシャツ等のグッズもちょっと欲しかったのだがものすごい列だし、時間もないので諦めたのであった。

 

しかし、今回の来日公演の教訓に鑑み、少し早めの時間に行って、グッズを買おうと決意し、出発した。午後2時半ぐらいにさいたまスーパーアリーナに到着し、テンションがあがる私であった。

 

そして、さてさて、グッズ売り場に並んで、1時間半もすれば、Tシャツ等が買えると思っていたのだが、その行列を見て、その見積もりが大変に甘かったことを思い知るのである。人、人、人、さいたまスーパーアリーナを半周ぐらいしているのではないかと思うほどであった。割と人よりもライブへ行っている人間だと思うが、グッズ売り場にここまでの人が並んでいるのを初めて見た。

 

 

開場の4時近くになって、これではグッズを買っていたら、前座のラウドネスどころかガンズ・アンド・ローゼズさえも間に合うのか不安になり、ちょうど一緒に行く友人も到着したので、ここで離脱する。その間Twitterを見ると、12時からグッズ売り場が開く予定であったが、朝の7時に来ている猛者もいることを知るのである。

 

ほぼ16時に入場。さすがに2万人ぐらい入る大きな会場に圧倒されつつ、今回は奮発して良い席を買ったのだが、噂に違わず、大変に近くでいやがおうにでもテンションが上がる。

 

17時きっかりに前座のLOUDNESSが始まる。この時、私の席が結構前にも関わらず空席が目立ち、たぶんみんなグッズを買っているのだなーと思っていた。で、LOUDNESSであったが、率直に言うと全く期待していなかったのだが、現役感あふれるこれこそジャパニーズメタルという演奏で大変に素晴らしく、グッズを諦めて、LOUDNESSを見て正解だったなと思った。

そして、トイレに行って戻ってくると、沢山のガンズ・アンド・ローゼズTシャツを着た人がスタジアムを埋め尽くしていた。みんなグッズを買えたのだなーと少し羨ましく感じる。

 

18時ちょうど過ぎに、スクリーン上のアニメが思わせぶりに動いたり、背後からちょっと音が聞こえたりして、周りが騒然となるが、意外に始まらない。

 

20分過ぎた頃だろうか、本人達が現れ、ものすごい盛り上がりの中、予想通り、イッツ・ソー・イージーから始まる。率直に言うと、なんかこの曲の冒頭だけ、アクセルの声があまり出てなく、おいおい大丈夫か、こんなもんだったかと不安になったが、後半ぐらいになるとだいぶ調子を思い出したのか良くなり、安心する。

5曲目には、ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングルをやり、個人的にガンズで一番大好きな曲なので大変に盛り上がるが、こんな早くにやって大丈夫なのかとも思ってしまう。

とは言え、何だかんだでヒット曲が沢山あるバンドで手を替え品を替え大変に観客も僕も盛り上がる。特に素晴らしかったのが、ウクライナの戦争と旗がバックに流れたCivil Warの最後でスラッシュがやや長いギターソロを開始し、これはなかなか良いなと思いつつ、しばらくして、ややたるくなってきたと思ったところに、Sweet Child O'Mine のイントロが聞こえてきて、やっぱりスラッシュのギターはすごい良いなぁと感動した。その後、ノーベンバー・レイン、天国への扉、ナイト・トレインの流れは特に素晴らしかった。ここが本日のハイライトだったと思う。

 

ノーベンバーレイン時の会場

アンコールはステージ上に椅子が用意され、なぜかアコースティックセットになる。何をやるのかと思いきや突然、ビートルズのブラック・バードが流れ、なんじゃそりゃとなったが、その後うまく、ペイシェンスに繋がる。最後は、パラダイス・シティで大盛り上がりで終了・

最終的に見れば、アクセルの声も良く出て歌も大変に素晴らしく、スラッシュを初めとする他のプレヤーの演奏も大変に素晴らしく、今年見たライブではひょっとすると一番ぐらいの興奮であった。

 

また、5年後ぐらいに来日して欲しいものである。その時こそ、今回も買えなかったグッズも買うぞと決意した。