多余的話

大沢武彦のブログです。

グーグル、学術論文検索サービスの日本語版を年内開始

http://it.nikkei.co.jp/business/news/index.aspx?n=NN000Y554%2006082006

いささか旧聞に属しますが、研究者にとって大きなニュースだと思います。
特に次の部分。

見つけた論文が他の論文から引用された件数もわかる。

そうすると、自分の論文の引用数はX件なのに、同じテーマのAさんはy件と、簡単に分かってしまう。怖いなぁ。

英語版は既にあり。
google scholor
http://scholar.google.com/
引用回数の多い順で論文が出てきます。

波多野澄雄・戸部良一編『日中戦争の軍事的展開』

日中戦争の軍事的展開 (日中戦争の国際共同研究)

日中戦争の軍事的展開 (日中戦争の国際共同研究)

今日、我が家に届く。第13章の門間理良「利用された敗者−日本軍武装解除をめぐる国共両党のかけひき」が、「蟻の兵隊」の題材となった山西省の日本軍残留について言及していた。藤原彰「命令された最後のたたかい−第一軍の山西残留について」(同『天皇の軍隊と日中戦争』大月書店、2005年)と併せて読んでみたくなった。

天皇の軍隊と日中戦争

天皇の軍隊と日中戦争