多余的話

大沢武彦のブログです。

2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

第8回戦後「満洲」史研究会(1月27日)のお知らせ

次回のお知らせも貼っておきます。それでは、皆様、よいお年を。=============== みなさま年内余日少なくなりました。 皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。第8回の戦後「満洲」史研究会を2007年1月27日(土)に以下の要領にて開催します。今回…

第7回戦後満洲史研究会備忘録

ちょっと間が空いてしまいましたが、備忘録ということでご容赦を。 大野太幹報告「満鉄附属地華商について―中国東北植民地化と日本支配下の中国商人―」 満鉄付属地における中国商人のあり方を報告するもの。僕のやっている時代であれば「漢奸」とされたであ…

『1949年前後の中国』

もう年末ですね。アジア歴史資料センターの方は昨日が仕事納めでした。 さて、久保亨編著『1949年前後の中国』が出版されました。私は、楊奎松「共産党のブルジョアジー政策の変転」の翻訳を担当しました。決して安くはありませんが、意欲的な試みを行っ…

台北日記5日目 2006年12月4日

実質、台湾滞在最後の日。近代史研究所図書館でえんえんとコピーする。昼過ぎには一段落して、今回の訪台でお世話になった黄自進先生を訪ねる。お土産などを持参して、ひとしきり自分の近況や研究について話す。特に日本の戦後史料を公開している外務省外交…

台北日記4日目 2006年12月3日

午前中は、士林の蒋介石亭に行く。蒋介石邸というよりは、植物園の役割の方が大きいようで、沢山の客も植物の方が目当て。空気が綺麗で気持ちが良い。可愛い(?)豚の作り物が面白く、何枚も写真を撮ってしまう。 散策した後、故宮に向かう。まだ改装中で、…

台北日記3日目 2006年12月2日

午前中は中正紀念堂に行く。初見だったが、南京の中山陵とワシントンのリンカーン像を意識した感じが面白い。中華民国とアメリカか。展示も始めて見るものが多く大変面白かった。頭がふさふさの蒋介石を見たのは初めてかもしれない。展示の中には、蒋介石に…

特集/中国社会における秩序と暴力 『歴史評論』2007年1月号

豪華な執筆陣に混じって、ひっそりと私も書いております。手にとってご覧頂けると幸いです。http://wwwsoc.nii.ac.jp/rekihyo/『歴史評論』2007年1月号(第681) 定価770円 特集/中国社会における秩序と暴力 * 特集にあたって 編集委員会 論説 …

台北日記2日目 2006年12月1日

朝6時に起床。海外に行くと、健康的な生活になるので良い。たっぷり寝たので疲れもだいぶとれた。近くを散歩して、コンビニを見つけたので、そこで朝食を買う。 今日は、訪台の主要目的である中央研究院近代史研究所の郭廷以図書館に行く。事前調査どおり、…

台北日記 初日(2006年11月30日)

移動日2日、実質滞在4日のショートステイで台北に行って来ました。 訪台をあまりにも突然決めて、加えて滞在が短かかったので、連絡を差し上げず、不義理を重ねている方がいるかと思いますが、お許し下さい。では、少しずつ備忘録をもとに書いていこうと思…