多余的話

大沢武彦のブログです。

2007-01-01から1年間の記事一覧

第14回の戦後「満洲」史研究会(2007年12月9日)

各位向寒のみぎり、皆様いかがおすごしでしょうか。連絡が遅くなり大変に申し訳ありません。第14回の戦後「満洲」史研究会を2007年12月9日(日)に以下の要領にて開催します。第14回 戦後「満洲」史研究会 日時:2007年12月9日(日)11…

第13回戦後「満洲」史研究会

遅れてしまって申し訳ありません。研究会の告知です。========================各位秋冷の候。皆様いかがおすごしでしょうか。さて第13回の戦後「満洲」史研究会を2007年11月10日(土)に以下の要領にて開催します。みな…

第12回 戦後「満洲」史研究会

残暑の候。皆様いかがおすごしでしょうか。さて第12回の戦後「満洲」史研究会を2007年9月29日(土)に以下の要領にて開催します。今回は報告者を2人立てることができました。みなさま、ふるってご参加下さいますよう、ご案内申し上げます。それで…

蒋介石日記追記というかメモ

東方書店からのメールより引用。 ★『蒋介石日記掲秘』(上・下) 張秀章編著 北京 団結出版社 192018 2007年1月 6,468円 784p 23cm ISBN9787802142176 http://www.toho-shoten.co.jp/cbook/cbook.jsp?cbc=192018 2006年、蒋介石の日記が彼の遺族から、アメリ…

第11回戦後「満洲」史研究会(2007年7月21日)

各位めっきり暑くなってきたような昨今ですが、皆様いかがおすごしでしょうか。さて、第11回の戦後「満洲」史研究会を2007年7月21日(土)に以下の要領にて開催します。 みなさまふるってご参加くださいますよう、ご案内申し上げます。それでは、どうぞ…

コマンダンテ

もう2週間も前になるが、オリバー・ストーン監督がフィデル・カストロをインタビューするという聞くだに濃そうな『コマンダンテ』なる映画を見ました。 見終わった感想としては、自分のキューバ革命であったり冷戦史の知識の少なさを痛感しました。 見てい…

積読がたまる

東アジア国際政治史作者: 川島真,服部龍二出版社/メーカー: 名古屋大学出版会発売日: 2007/06/08メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (8件) を見る アマゾンポイントが貯まっていたので、2週間ほど前にあまり何も考えずにアマゾ…

日本軍のインテリジェンスと中国(メモ)

小谷賢『日本軍のインテリジェンス』(講談社メチエ、2007年)、読了。本書は、日本軍の情報収集活動とそれがどのように生かされたのかを論じるもの。大まかな論旨としては、次の通りとなる。 まず、陸軍と海軍の情報収集活動についてそれぞれ論ずる。そ…

久方ぶりのデザイン変更

hatena-waterに変えてみました。右サイドバーも使ってみたくなったので。

いただきもの

誠にありがとうございます。勉強させて頂きます。 中国企業史研究の成果と課題―日本・中国(大陸)・香港・台湾・欧米での研究動向作者: 中国企業史研究会出版社/メーカー: 汲古書院発売日: 2007/05メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る日本・中…

第10回戦後「満洲」史研究会備忘録

だいぶ参加者も固まってきた感のあるこの研究会、派手に盛り上がったりもしないが、今よりも悪くはならなさそうな感じがだいぶ良くなってきました(自己満足かもしれませんが)。何はともあれ、継続は力なりと心に銘記しております。今回の報告は次の通りで…

蒋介石日記

メモメモ。ちょっと古いニュースであるが、『産経新聞』5月23日記事に、「西安事変の謎 蒋介石日記で判明」なる記事が出ていた。記事によれば、先月より1932年から1945年分の蒋介石の日記がスタンフォード大学のフーバー研究所にて公開の模様です。で、同…

第10回戦後「満洲」史研究会のお知らせ(2007年6月9日(土))

各位夏めいてまいりました。皆様いかがおすごしでしょうか。さて、第10回の戦後「満洲」史研究会を2007年6月9日(土)に以下の要領にて開催します。 みなさまふるってご参加くださいますよう、ご案内申し上げます。それでは、どうぞよろしくお願いいたし…

Bob Marley and The Wailers 『JAPAN』

今日、図書館に行って、タイトルのCDを借りる。歌やギターは言うまでもなく、「アッ」とか「ウッ」とかいうかけ声でさえ、やたらめったら異様に生々しくて格好良い。後で買おう。お勧めです。このCDは、何故かアマゾンに登録されていないので、タワーレコ…

東浩紀『ゲーム的リアリズムの誕生』(講談社・講談社現代新書、2007)

先週の日曜日に読み終わる。扱っている対象が、いわゆるライトノベルと美少女ゲームではあっても、文芸評論として、とても優れていると思いました。 本書は、この21世紀に「物語」が、新たにどのような構造を持つようになったのかを論じるものです。その論…

2007年5月19日

アジア経済研究所に行ってきました。以前のエントリーでも言及した朝鮮戦争期の哈爾浜における兵隊動員数が、概算とは言え判明して、少しホッとする。とは言え、なぜその人数なのか、内戦期と何故異なるのかという新しい問題が発生するのだが・・・。 帰りは…

「新編 靖国神社問題資料集」

web

メモ。ちょっと前に話題となりました靖国神社に関する資料集を、国立国会図書館がHP上で公開しております。主な収録資料は次のとおりです。 1. 靖国神社所蔵文書「靖国神社合祀者資格審査方針綴」 2. 厚生労働省所蔵「戦没者身分等調査に関する都道府県あて…

やっと

『周恩来秘録』を読んだよ。 同書の性格上、やむ得ないとは言え、指導者の個性に還元しすぎる叙述がやや多いような気がしますが、力作であることは間違いないと思います。訳文も読みやすいですし、研究者でない方にもお勧めです。それにしても、本書を読むと…

菊池一隆「研究余滴 『現代中国研究』の活力ある発展の模索」

『現代中国研究』第20号が自宅に届く。大学院修士時代の指導教官である菊池一隆先生の「研究余滴」を読む。菊池先生が往時を振り返り、投稿論文についての熱い思いを書いている箇所では、まるでかつての大阪教育大学の研究室で直接、自分に語りかけられたか…

第9回戦後満洲史研究会備忘録

報告者:金美花(明治大学兼任講師) 報告タイトル:「満洲国崩壊後の延辺社会の変動」あいにくの雨と中国現代史研究会と重なってしまったためか、普段よりも参加者はやや少なかった。その分、マニアックな、密度の濃い議論となり、司会をやっておりながら、…

知らぬ間に中国学界にデビュー

友人の研究者の℡より、自分の論文の中国語訳が、『中共党史資料』2007年第1期に掲載されていることを聞き驚く。喬君という方が、去年、発表した拙稿「戦後内戦期における中国共産党の東北支配と対ソ交易」(『歴史学研究』第814号、2006年5月)を翻訳し、…

中国の歴史教科書問題(メモ)

昨年末に某所より「短文」を書いて欲しいと頼まれ、前から関心のあった中国の歴史教科書問題について書きました。しかし、相手先の事情もあって、この「短文」は「没」となりました。少し手を加えて、どこかに持ち込もうかとも思いましたが、本文で言及して…

2007年3月29日(木)

今日は、これまた久しぶりに東洋文庫で調べもの。長時間マイクロフィルムを見たので、ふと思い立って帰りは六義園へ。すっかり春です。

『周恩来秘録』に対する反響

ちらほら出始めて来ました。僕も早く読み終えないと。 矢吹晋「書評『周恩来秘録』」『週刊読書人』2007.03.30 http://www25.big.or.jp/~yabuki/2007/gao-wenqian.jpg 「信頼性に富む伝記」と高い評価です。傅高義=エズラ・ヴォーゲルは知らなかった。勉強…

ナナオのカラーユニバーサルデザイン対応ワイドモニターが欲しい!

ナナオのカラーユニバーサルデザイン対応ワイドモニターが欲しい! 今のモニターもちょっと大きさが物足りなくなってきましたので、マジで欲しいです。

高文謙『周恩来秘録』文藝春秋社、2007年(その2)

今日は燃え尽きてゴロゴロしながら、高文謙『周恩来秘録』を読み始める。ちょうど文化大革命の勃発前まで読む。これはなかなか面白い。 例えば、毛沢東が遵義会議で党の指導的な地位を獲得したという「定説」を退けている点や、毛が王明を抑え党内で主導権を…

2007年3月24日(土)

とあるシンポジウムための準備報告会に参加。久方ぶりの「新作」の実証研究報告を行う(ここのところ書評と過去の「遺産」の使い回しばかりだった気がする)。 「新作」とは言いつつも、まだ勉強を開始したばかりの決意表明のような発表でしたが、本番に向け…

Live at Massey Hall (W/Dvd)

Live at Massey Hall (W/Dvd)アーティスト: Neil Young出版社/メーカー: Reprise / Wea発売日: 2007/03/20メディア: CD クリック: 5回この商品を含むブログ (34件) を見るニール・ヤングのアーカイブシリーズ第二弾。『After the Gold Rush 』と『Harvest』…

トロツキー『レーニン』追記

中に入っていたしおり。ワロタ。 絶対に狙っているとしか思えん。 レーニン (光文社古典新訳文庫)作者: レフ・トロツキー,森田成也出版社/メーカー: 光文社発売日: 2007/03/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (20件) を見る

3月17日(土)

学部時代の指導教官であった今井駿先生の退官記念パーティーのため静岡へ。やはり桜にはまだ早く、すこし肌寒くさえありました。卒業以来、会っていなかった先生や友人とも、再会を果たしました。時の流れをしみじみと感じつつも、中には研究を続けている人…