多余的話

大沢武彦のブログです。

2005-01-01から1年間の記事一覧

近況報告

近現代東北アジア地域史研究会大会 12月17日に近現代東北アジア地域史研究会大会で報告しました。 遅くなりましたが、報告を聞いてくださった皆様方に篤く御礼申し上げます。 懇親会も含めてとても刺激的で勉強になりました。 『マオ』 大会報告を終えた翌日…

ユン・チアン,J・ハリデイ『マオ―誰も知らなかった毛沢東 上』(その3)

やっと上巻を読み終わりました。◎またもやメモ 台湾では、胡宗南が共産党のスパイであったという同書の記述が、大きな反響を呼んでいるようです。 来年の春に台湾で中国語版がでるそうです。しかも、本人による増補・改訂がある模様(一番上の記事の末尾を参…

「公文書に見る日米交渉〜開戦への経緯〜」

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勤務先のアジア歴史資料センターで特別展「公文書に見る日米交渉〜開戦への経緯〜」が開催されました。アジア歴史資料センター(top page) http://www.jacar.go.jp/アジア歴史資料センターの史料はもちろんのこと、『杉山メモ』など今回特別にインターネッ…

ZガンダムII-恋人たち

良かった点 オープニング ラストのハマーン登場シーン ブライトとヘンケン艦長 前回ほど混んでなかったこと 悪かった点 展開をかなりすっ飛ばしているため、もともとさほど説得的とは思えない恋愛エピソードがさらに説得力を失っていること。 カミーユがふら…

ユン・チアン,J・ハリデイ『マオ―誰も知らなかった毛沢東 上』(その2)

西安事件まで読み終わる。正直言ってかなりの違和感がある。この違和感は、何らかの形で整理しておこうと思います。しばし、お待ちを。メモ 加藤哲郎さんのHP(http://www.ff.iij4u.or.jp/~katote/Homef.html)で早速取り上げられ、絶賛されています。 ウィ…

ユン・チアン,J・ハリデイ『マオ』

『ワイルド・スワン(上)』で有名なユン・チアンの新作。原書が出版されていたのは知っていたが、予想よりもはるかに速く翻訳されてびっくり。しかも上下合わせて、1100頁近い。内容については、後日、改めて取り上げるかもしれません(今日、購入したばか…

mobile gear MC/R550

修理に出していたモバイルギアII MC/530は、ACアダプターの故障でした(id:takeosa75:20051008参照)。何でも本体のみが保証の対象で、ACアダプターの交換となると1万円以上かかると言われ、あっさり修理をキャンセル。で、ヤフオクでバージョン1つ上のMC/…

再び下斗米伸夫『アジア冷戦史 (中公新書)』

『史学雑誌』第114編第10号に同書の「新刊紹介」を書きました。 実は、この原稿はid:takeosa75:20041105がもとになっております(依頼のあったのはこのエントリーを書いた後)。このブログをもとに原稿を書くというは、個人的にもちょっと新鮮でした。興味のあ…

水谷尚子『「反日」解剖−歪んだ中国の「愛国」』

このタイトルで、さらに帯に「古森義久氏激賞!」とあれば、最近流行の単純な「反中」本と思ってしまう人もひょっとしたら多いのかもしれない。でも、この本は、そのような「反中」本とは全く異なっており、近年の中国における「反日」活動を理解するために…

馬克思主義文庫

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メモ。 馬克思主義文庫 http://www.marxists.org/chinese/index.html Marxists Internet Archive(http://www.marxists.org/index.htm)の中文版。トロツキストの彭述之・鄭超麟・王凡西の文書などもあるのが面白い。

ソウルの表記は「首爾」、中国が「漢城」から変更へ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051023-00000111-yom-int かなり前にもふれたニュースの続報(id:takeosa75:20050120)。 これ自体はいいことだと思うが、何で今なんだろう。 ひょっとして、小泉首相の靖国参拝が関係してたりして(考えすぎか)。

W-ZERO3

もうご存じの方も多いと思いますが、個人的に以前からあるといいなと思ってたフルキーボードつき携帯がでましたね(海外ではポピュラーですが)。W-ZERO3のことです。携帯にしては、ちょっと大きそうなところが何ですが、やはりPDAと携帯電話が一体になって…

中国共産党組織史資料1921-1997(CD-ROM)

中共の創立から90年代後半までの各時期の党組織及び政権、軍事、大衆団体等の組織機構・人名録等が収録されたCD-ROM。Microsoft AppLocale Utilityというソフトを使うと、日本語OSでも動くことを発見。すばらしい。検索もできるので大変便利です。

月蝕歌劇団

友人に誘われてザムザ阿佐ヶ谷に月蝕歌劇団(http://www.gessyoku.com/)の「盲人書簡−上海篇」を見に行く。本格的な劇を見に行くのは、中学の修学旅行の時に宝塚を見た時以来だろうか。劇そのものや月蝕歌劇団については、何も知らなかったのだが、音楽が少…

近代中國史研究通訊

って、台湾の中央研究院近代史研究所HP(http://www.mh.sinica.edu.tw/index.htm)でダウンロードできるようになったんですね(pdf形式)。便利な時代になったものです。全部、ダウンロードしました。

気づけば

1年以上、はてなダイアリーを書いていた。 PVが1万件を超えていた。

モバイルギア 止まる

外出時に愛用しているモバイルギアII MC/530の電源が入らなくなってしまう。現在でもバッテリーだけで5時間近く動くし、機体が770gと軽い割にキーボードもちょうど良い大きさで、外出時に欠かせないマシンとして重宝している。来週、東文研に行こうと思った…

The Soviet Union and Communist China 1945-1950: The Arduous Road to the Alliance

Dieter Heinzig The Soviet Union and Communist China 1945-1950: The Arduous Road to the Alliance仕事中に、google print(http://print.google.com/)を使っていたら発見。google printは知らなかった洋書を数多く発見してくれるので、良いような悪いよ…

午前中は、シンポジウム「20世紀東アジア世界と日露戦争」(http://www.cnc.chukyo-u.ac.jp/users/yhiyama/jameah/sympo/)に行く。 1500円払うと、全報告者の報告要旨とレジュメが閉じられたバインダーを渡される。午前中だけで報告者5人+コメントテータ…

『建国以来劉少奇文稿』1〜4巻、2005年4月

職場の同僚より、出版されていることを教えてもらう。かたじけない。 東方書店や上海学術書店、書虫等でも注文できるようですね。 さっそく注文しますた。

楊奎松『毛沢東与莫斯科的恩恩怨怨』修訂版、江西人民出版社、2005年

氏の個人HPで改訂版が出ていることを知る。さっそく注文し、2週間ほどで、上海学術書店から届いた。前版(江西人民出版社、1999年)と比較して、ページ数は556頁から665頁に増え、注釈もより詳細になった。新しく追加された章や大幅に書き直された章もある…

山室信一『日露戦争の世紀−連鎖視点から見る日本と世界』

これも2週間ぐらい前に読み終わる。 結論から書くと、これはオススメです。日露戦争百周年ということで、沢山の日露関係本が出たが、その中でも出色の出来だと思う。思いもかけぬところで、いろいろなものが繋がっている。歴史って面白いなと思いましたね。…

チームアメリカ★ワールドポリス

http://www.teamamerica.jp/見てきました(2週間も前に)。 良識的なもの全てをあざ笑うのがパンクだ、その意味で左翼的になったり反核運動的になったりするパンクは信用できないと言ったのは、スターリンの遠藤ミチロウだったろうか。当時、大学生だった僕…

国民新党HP マンガ

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http://www.kokumin.biz/manga.html わははははは。

抗日戦争を題材にしたオンラインゲームの開発進む

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2005&d=0822&f=it_0822_004.shtml やってみたいなぁ。とりあえず、中共で。

ライフ・イズ・ミラクル

http://www.gaga.ne.jp/lifeismiracle/ 成り行きで見てしまいましたが、なかなか気に入りました。 『アンダーグラウンド』『黒猫・白猫』等で著名なエミール・クストリッツァ監督の最新作。と言いつつも、実は僕はこの監督の作品を初めて見ました。ストーリ…

興梠一郎『中国激流−13億のゆくえ』

ちょっと前に読み終わる。 前著『現代中国―グローバル化のなかで (岩波新書 新赤版 (797))』も同様であったが、本書はクリアカットにわかりやすく図式化するというよりも、個別的事例を積み上げて論述するというスタイルを取っている。このため、現在の中国…

発掘された映画たち2005

http://www.momat.go.jp/FC/NFC_Calendar/2005-07-08/kaisetsu.html 面白そう。8月に時間を作って行くかな。

google earth

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http://earth.google.com/ ぼくのパソコンだと重いが、すごいソフトだ。 思わず、東京・北京・長春・台北・ソウル・ハルビン・ニューヨーク等々をぐるぐる回ってしまった。別の場所へ移動する時の感覚が気持ちいい。参考記事:「Google Earth」で地球を僕の…