多余的話

大沢武彦のブログです。

2004-01-01から1年間の記事一覧

END OF THE CENTURY

これも一週間ぐらい前だが、ラモーンズのドキュメンタリー映画「END OF THE CENTURY」を見に行く。内容は、当然、最高だ(ちょっと切なくもあり)。でも、もっと爆音でかけてくれよ。音が小さすぎるんだよ。

ロシア革命

E・H・カー『ロシア革命』をずいぶん前に読み終わる。 現在のソビエト史研究から見るとどうなのかはわかりませんが、個人的にはとても面白かったです。2004年末にE・Hカーを素晴らしいと褒めるのは、ビーチボーイズの『ペット・サウンズ』を素晴らしいと…

モチベーション

今更、はてなってちょっと面白いなと気づいた。実は、あるはてなダイアリーのアンテナに、この日記が登録されてました。言うまでもないが、アンテナはページが更新されていないと、表示位置がどんどん下がる。そこで、僕が更新をさぼっていると、ある日、そ…

さて

実は、1週間前、中国国宝展に行って来た。 久しぶりに、「中国」って凄えなぁ、と素直に感動しました。さて、あと、一週間である。

言論統制

佐藤卓己『言論統制―情報官・鈴木庫三と教育の国防国家』中公新書。 今年読んだ新書では一番よかった。本書は、軍の情報官で第二次世界大戦中に言論統制を行った鈴木庫三を扱っている。無教養で文化を理解しない粗野な軍人というステレオタイプが、新資料と…

アジア冷戦史

実は結構前の話だが、下斗米伸夫『アジア冷戦史』(中公新書)を読み終える。下斗米伸夫氏は、ロシア・ソ連史の専門家である。正直なところ、その彼が「アジアの冷戦」をテーマに新書を書くというので、期待しながらも少し不安があった。全体的に見れば、ロ…

脱稿

昨日、ある発表の原稿を脱稿した。いつももうちょっと上手くできないかな、と思いつつも、頭の中のカオスが整理されて形になるのはやっぱり気持ちいいですね。まだまだこれから。頑張ろう。

インターネットと歴史史料 メモ

備忘録外務省外交史料館(日本)が戦後史料をネット上で公開しています。http://gaikokiroku.mofa.go.jp/もうちょっと目録を整備して、検索等が使いやすくなると良いんですが・・・。まぁ、読めるようになっただけでも良しとしましょう。で、外交部档案館(…

アメリカから遠く離れて

更新にえらい時間がかかった。ちょっと、まともな文章を書こうとすると時間がかかってしまう。さて、華氏911だ(以下、ネタばれありなので、ご注意を)。 僕は初日に見に行ったので、かなり人が並んでいた。客層はちょっと年齢層が高いことを除けば、意外…

蒙古横断

日本大学文理学部新図書館完成シンポジウム「<辺境>の視覚的構築−日本大学文理学部図書館所蔵「薄守次作成フィルム『蒙古横断』」をめぐって」に行く。シンポジウムはタイトルのとおり、1925年に作成された記録映画『蒙古横断』についてのもので、午前中は…

メモ

発表のレジュメがほとんどできてないのだが、華氏911を見る。 感想はまた後ほど。あと、備忘録:アマゾン、中国市場に進出--現地オンライン企業を買収 http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20070633,00.htm 頑張れアマゾン。中国で安心…

『20世紀中国の政治空間』

少し前に、西村成雄『20世紀中国の政治空間』をやっとこさ読み終わる。中学生のような感想で申し訳ないが、何だかとてもわかりにくかったです。20世紀の中国政治を一貫した流れの中で描こうとしている点は、非常に貴 重かつ興味深いアプローチであると思いま…

気合い充填

今更だが、国立国会図書館(http://opac.ndl.go.jp/index.html)の雑誌記事索引。とっても、便利だわ。適当にキーワードをいれると思いがけない論文が引っかかって面白い。 加えて、自分が把握してなかった先行研究も見つかってしまう(けっこう焦るが)。で…

ばたばたばた

とある仕事で、明治期の文書を読んでますが、思ったよりも読めますし、面白いですね。それにしても、いろんな用事が降ってきます。ばたばたばた。

現在、開始了。

中国近現代史研究者の大沢武彦です。いつも三日坊主な日記をまたつけようと思います。 さしあたり、今日買った本。山田寛『ポル・ポト革命史』(ASIN:4062583054)。 岡崎勝世『世界史とヨーロッパ』(ASIN:4061496875)。で、ようやく、西村成雄『20世紀中国の…