多余的話

大沢武彦のブログです。

2018-09-22から1日間の記事一覧

黒岩比佐子『パンとペンー社会主義者・堺利彦「売文社」の戦い』読了

本書は、社会主義者堺利彦の評伝である。幸徳秋水らが処刑された大逆事件後の弾圧の時代、堺利彦は「売文社」を立ち上げる。手紙や借金の依頼の代筆・外国語翻訳まで、あらゆる売文業を請け負い、窮地の同志達に仕事と居場所を与えた。そして、そこに集った…