えらく間が空いて、ネタも無いので思いついたことをメモっておきます。
結末は違いますが、ドストエフスキーの『罪と罰』みたいな話だなと、安直に思いました。思春期の自意識過剰さと醜さ、そしてまさに「天使」のようなヒロインをどう評価するかですかね。
先日、購入。今のところ「はじめに」だけを読みました。そこで、ソ連と北朝鮮の同盟の内実とは、著者が「偽りの同盟」と呼ぶような体系でもあった、とある。そうすると、当然「真の同盟」とはという疑問が出てきます。終わりまできちんと読んで、この問いを考えたいと思います。
- 粟谷憲太郎『東京裁判への道』上
お勧め。まだ下巻を読んでおりませぬが、上巻を読むだけで、門外漢ながら、この本で初めて判明した多くの事実があるだろうと思いました。東京裁判に対する性急な評価を避け、新資料によって判明した事実を丁寧に描いた上で、改めて評価も行うという姿勢は、共感するものがあります。
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