多余的話

大沢武彦のブログです。

菊池一隆「研究余滴 『現代中国研究』の活力ある発展の模索」

『現代中国研究』第20号が自宅に届く。大学院修士時代の指導教官である菊池一隆先生の「研究余滴」を読む。菊池先生が往時を振り返り、投稿論文についての熱い思いを書いている箇所では、まるでかつての大阪教育大学の研究室で直接、自分に語りかけられたかのような気分になる。


特に菊池先生が、研究の幅を広げるため、同一の報告はしないと自分に課していた、と書かれた部分では、近年、同じような報告ばかりをやっていた我が身を顧みて恥ずかしい気分となり、襟を正さねばという思いがした。