多余的話

大沢武彦のブログです。

蒋介石日記

メモメモ。ちょっと古いニュースであるが、『産経新聞』5月23日記事に、「西安事変の謎 蒋介石日記で判明」なる記事が出ていた。記事によれば、先月より1932年から1945年分の蒋介石の日記がスタンフォード大学のフーバー研究所にて公開の模様です。

で、同日の『産経新聞』に「蒋介石日記 第二部」が開始されていた(web上では記事が見あたらなかった)。第一部の存在すら知らなかった俺。第一回目の末尾には「新たに公開された蒋介石日記(1932〜1945年)から日中戦争やカイロ会談、終戦後の新たな対立など興味深い記述について紹介する」と。面白そうかも。「訒小平秘録」も挫折した僕にとっては、早く単行本化していただけると大変に助かります。

あと、『総統蒋公大事長編初稿』や『事略稿本』、今回、フーバーで公開されている『蒋介石日記』などの史料的位置づけをきちんと論じた論文などがあれば、読んでみたいなぁなどとは思っておりますが、誰かが既にやっていそうだ。