もう2週間も前になるが、オリバー・ストーン監督がフィデル・カストロをインタビューするという聞くだに濃そうな『コマンダンテ』なる映画を見ました。
見終わった感想としては、自分のキューバ革命であったり冷戦史の知識の少なさを痛感しました。
見ているととても面白そうな証言があるのだが、本当に面白いのかどうかは、僕の知識では今ひとつピンと来なかった。
とは言え、カストロはインタビューを受けながらも、いちいち芝居がかった仕草としゃべりをし、それが妙に魅力的に見えてしまう。やはりたいした政治家だなぁという凡庸な感想をもちました。
それにしても、現在でもカストロが「革命未だならず、同志たちなお努力せよ」(かなり意訳)と言っていたのは、非常に印象的でした。