多余的話

大沢武彦のブログです。

2006-01-10から1日間の記事一覧

『マオ』に関するさらなるメモ

id:kaikaji(2005年12月18日のエントリー)より。 アンドリュー・ネイサン氏による批判的な書評「翡翠とプラスチック」、必見(アンドリュー・ネイサン氏には、『中国権力者たちの身上調書―秘密文書が暴いた処世術・人脈・将来性』などの著作があります)。 さ…

ユン・チアン,J・ハリデイ『マオ―誰も知らなかった毛沢東 上』(その4)

上巻と下巻の最初の部分は、自分の専門に近いこともあってか、わりと注釈まできちんと読んでいたのだが、大躍進ぐらいから、多少飽きたこともあってかなりすっ飛ばし気味に読んでしまった。これから何回かのエントリーに分けて、気になったことや違和感につ…

謹賀新年

遅くなりましたが、新年、明けましておめでとうございます。 2006年は、例によって『マオ』から始めます。