やっと上巻を読み終わりました。
◎またもやメモ
台湾では、胡宗南が共産党のスパイであったという同書の記述が、大きな反響を呼んでいるようです。
来年の春に台湾で中国語版がでるそうです。しかも、本人による増補・改訂がある模様(一番上の記事の末尾を参照)。詳しくは以下を。
- 毛澤東傳風波 張戎:胡宗南將軍疑匪諜
http://yam.udn.com/yamnews/daily/3046833.shtml
- 毛澤東傳風波中文版 「寫法會對胡較公平」
http://yam.udn.com/yamnews/daily/3046857.shtml
- 張戎毛澤東傳 引起的胡宗南身後名譽問題
http://news.yam.com/chinatimes/china/200511/20051129731322.html
そして、同書の序文を台湾の中国共産党史研究の第一人者である陳永発氏が書くというこれまた驚きの展開に。
- 毛澤東傳風波 陳永發:胡宗南疑匪碟證據不足
http://yam.udn.com/yamnews/daily/3046832.shtml
加えて、タイトルにもありますように、陳永発氏は、胡宗南をスパイとする十分な根拠が無く、戦争の勝敗を全て特務の問題とすることはできないと述べています。