多余的話

大沢武彦のブログです。

セミナー: ユン・チアン『マオ』を読む

とりあえず、メモ。

大阪外国語大学中国文化フォーラム
http://homewww.osaka-gaidai.ac.jp/~c-forum/index.htm

セミナー: ユン・チアン『マオ』を読む
http://homewww.osaka-gaidai.ac.jp/~c-forum/note/060310seminar_mao.htm

安井三吉さんのコメント

「張学良に関する記述に関してだが、九一八事変において日本に「勝てるはずなど、ありませんでした」(178頁)と述べたとしているが、1990年に臼井勝美氏とNHKが行った張学良へのインタビューでは、不抵抗政策をとったのは「日本があれだけやるとは思わなかった。」からだと声を震わせながら語っていた。まったくちがう話となっている。西安事件に関する証言も、随分とちがった印象を受けた。」

「安井氏は、『マオ』では中国近現代史とは何かという問題が書かれず、毛沢東の生涯が中国近現代史の流れと切りはなされて描かれていることに違和感があるとした。」

激しく同意。