多余的話

大沢武彦のブログです。

台湾日記(2日目)

少し遅く起きる。昨日の疲れがたまっていたのか、とは言え、目覚ましもなく、それほど遅くもなかったが。

朝、宿の周辺を少し散歩する。模範街というところが町並みが昔の中国のような感じで、久方ぶりに外国に来た感じを出してくれて大変に良かった。その町中で入った店の麺はなかなか美味しかった。他にも、魚と肉を唐揚げしたのも大変に良かった。

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その後、宿で休んで、タクシーをチャーターして、古寧頭に行く。まず雨が降っていたので、戦史博物館に行く。博物館は小さかったが、当時の戦闘詳報などがあり、なかなか見応えがあった。往事の戦争を絵画で再現しており、少しずつ時間が移ろいゆく演出を沢山の絵画で再現していた。その後、雨が上がりはじめ、古寧頭の砂浜に行く。砂浜に沢山突き刺さった突起物が、往事の中台対立を感じさせる。そして、砂浜から見えるのは中国大陸の厦門であった。これはなかなか見応えのある風景であった。その他にもこの附近では北山古洋楼播音なども、見てこれもいろいろと感じ入る。何というかここはまさに最前線であったのだなと

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その後、小金門島に行く。こちらも厦門金門島が大きく見え風景的に素晴らしいところであった。写真を見てもらいたい。

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本当に沢山の場所を回った後に空港に行き、夜遅く台北に着く。ホテルに着くと安心した。

台湾日記(1日目)

朝、わりといつもと同じような時間に目覚め、仕事のように成田に向かう。

それでも、何となく、およそ4年以上ぶりの海外にそして10年以上近くぶりの台湾訪問で、テンションはあがっている。

成田について出発前にも早い昼食をとる。

飛行に載って台北の桃園空港→松山空港と行き、そこから中台国境ともなる金門島に夜7時半頃につく。

移動に次ぐ移動であった

宿泊するのは金城内の民宿、なかなか良い感じで近くに廟もある。遅くなった夕食をとる。

牡蠣の卵焼きが美味かったが写真は撮り忘れる。

まぁ、こういう感じかと思った。さて、明日から本格的な旅だ、

 

フジロック2023に行ってきた

今年は珍しく土曜日に仕事があり、2日目夜及び3日目の参加のみであった。

それでも、大変に楽しかったので、ブログに記しておきたい。

今年は、昨年と同様になんと、ほぼ全編、快晴の大変に希有なフジロックをまた体験させてもらった。その代わり大変に暑かったのではあるが、やむを得ない。本当は雨が少しぐらいに降った方が、涼しくもなり過ごしやすくもなるのだが、この辺の案配は難しい。

 

今年は体感的には去年よりも人は多く、だいぶ以前のフジロックと体感的に戻ってきたような感じがした。観客動員数がでているが、土曜日は3万8千人もいたのですね。そりゃ多いわみたいな感想です。逆に日曜日はもっといたと思うのですが、3万人いかなかったのかと驚きでした。

www.fujirockfestival.com

 

で、非常に個人的な事情であるが、去年に楽天モバイルが会場で繋がらず、今度はキャリアをソフトバンクに替えたところ大変に会場内で繋がり、SNS等快適でした。ありがとう!ソフトバンク

 

土曜日の夕方に越後湯沢駅についたところ、やはり人は少なく、大変にスムーズにバスに乗れる。シャトルバスの中に入ると座席はなぜかビニールで包まれており、誰かテンションが上がって酒でもこぼしたのかと思われた。それはさておき、フジロックの一番楽しい時間というのはバスに乗って、まだかなと待ちつつ、ハイウェイを曲がると会場が見えて、降り立った瞬間と思っている僕である。その瞬間を今年も感じることができて大変に嬉しかった。

あと、ちょうど、ELLEGARDENがライブをやっている時についたためか、アーティストグッズのコーナーがガラガラであり、あっという間にその際にフーファイターズのTシャツを買う。

二日目はスロウダイブ→フーファイターズを見る。スロウダイブは初めて見たが、何となくスーパーカーが今もやっていたらこんな感じなのか、或いは逆なのかと思いつつ、気持ち良いサウンドだった。しかし、今ひとつ仕事世界からフジロックへ身体がついて行っていないような感じもしたのである。

そして、人並みをかき分け、ついにフーファイターズである。前回はデイブ・グロールが足を骨折しており、何というか玉座とでも言うしかないものに座ってギターを弾いて歌うという偶然によるギミックがあった。しかし、今回は、バンドと大変にシンプルな画面と照明のみのステージングだった。

 

いつもと同じく、デイブ・グロールはギターをかき鳴らしてシャウトして歌う、非常にシンプルなロックンロールである。だがそれ以外に何が必要なのか、そんな思考停止とも言える快感に震えつつ聞いた。デイブ・グロールは、何度もなぜか水をぶっかぶり、ギターをかき鳴らして、シャウトする。その後、「27年前のファッキンフジロックに来た奴ー」(大意)とのMC、そうか、これは第一回フジロックのオマージュなのか(違ったらすいません)、第一回のフジロックへ行き、フー・ファイターズを見たことがある自分としてとても嬉しくて、「うお”お”お”お”お”お”」とシャウトする(隣のひとすいません)。

 

あと、前のドラマーのテイラー・ホーキンスも凄いドラムだったが、今回入った新しいドラマーも本当に凄いドラムだった。そして、何度も何度もデイブ・グロールは「For Fuji !!」とシャウトMCをしてくれて、大変に素晴らしい演奏と歌であった。大満足にて、宿に戻った。

3日目

民謡クルセイダーズOKI DUB AINU BAND→BLACK MIDI→カネコアヤノ→Weezer

体力がある三日目にしては、早起きして会場入りする、この日はたまたまですが、リハ中に音を鳴らすアーティストが多かったなぁ。早めに来てちょっと嬉しかったです。

 

フジロック2023 3日目

まず、民謡クルセイダーズだったが、これはお祭り感に溢れてハッピーなサウンドで素晴らしかった。楽しく踊った。次にOKI DUB AINU BAND、たぶん、同じく、民族音楽の現代的再解釈という佇まい。最後のサハリンロックからの展開は大変に上がる素晴らしいものであった。少し休憩と夜に備えてご飯を食べる。

ついで、BLACK MIDIを見る。前から一度、見てみたかったバンドであるが、ものすごい演奏力とキング・クリムゾンをそこはかとなく感じさせてくれる不思議なポリリズム感というか独自の音楽性が素晴らしかった。あと、このバンドのドラマーも凄かった。全体的にも、何というか、80年代キング・クリムゾンを現代的かつ凶暴にした感じで凄い良かった。

そして、ここから、ホワイトステージは人が多くなり、全てがスタンディングとなった。ついでカネコアヤノさんとなる。こちらも声が良いですね。切実な感じが大変に今っぽいというか素晴らしい。ちょっと「ロック」的なフォーマット過ぎるとも感じたが、非常に気合いの入った演奏だった。

カネコアヤノさんが終わると、中から人が出てきて、たぶんLIZZOを見に行くんだろうなと思いつつ、僕は今年はWeezerで締めると決めていたので、前の方に行く。ライブが始まる前のSEがヴァン・へイレインのパナマだったり、キッスのI Was Made For Lovin' Youだったので、それだけでやたらとみんな盛り上げる。そして、Weezerが始まると、やはり「My Name Is Jonas」でいきない反則的に盛り上がる。その後、「これからWeezerの歴史を振り返るドライブに行きます。みんなしっかりシートベルトを締めてください(日本語)」とMCをして、長いキャリア全般にわたって、いろいろな曲をやってくれた。そして、本編の最後は最新アルバムの最後の曲「Thank You and Good Night」で鮮やかに締める。ちなみに本人達の後ろに映るアニメも単純なんだけど、曲に凄いマッチして非常に良かった。

フジロック3日目 Weezer

アンコールもみんな大合唱で、最後は「Buddy Holly」でものすごい盛り上げる。前に見た際も非常に良かったが、今回はさらに自分たちのキャリア全般を振り返るという意味で大変に気合いの入った素晴らしいライブであった。

 

宿に戻ると、日程はないが恒例の「また来年!」があった。だいぶコロナ前というより、そんなこともあったなという感じに戻ったフジロックであった。今年は飲食店がちょっと並びすぎでないかと言うぐらい時間がかかったが、やはり演奏者はどれも素晴らしく大変に楽しい1日半であった。また、来年もよろしくお願いします。

 

 

(備忘)水星の魔女は果たして、ガンダムとして果たして「成功」したのか

日曜日に、機動戦士ガンダム 水星の魔女が、無事に完結した。

g-witch.net

 

完成度としては、今世紀に入ったガンダムの中では出色の出来と評価することはできるだろう。それはTwitterでの盛り上がりをみれば、容易に分かる。そして、何だかんだ言いながら、それに付き合って面白く見た自分もいたのである。とは言え、何かこの流れに「乗れない」、五月蠅いガンダムファンとのしての自分もいるのである。そのあたりの違和感を文字にしてみたい。

 

水星の魔女を最初に見た時の印象は、ガンダムというもはや前世紀の物語を、何としても現代的な物語として、打ち出そうとする意欲的な作品であった。まず、何よりも主人公が女性であり、ある種のポリティカルコレクトネスなガンダムとさえ言えるようなキャラクター配置や描写で大いに期待して見続けていた。そして、ある部分では、リフレインするかのように、「メタ」的にガンダムの「呪い」とあるのは、物語の登場人物だけにかけられているものではなく、これを見ている「われわれ」観客にも投げかけられている巧妙な演出ではないかと期待したのである。

 

個人的には、確か第7話ぐらいの「シャル・ウィ・ガンダム?」が一番盛り上がったのである。それは、ガンダムを兵器としてではなく、医療機器として、そして最終的にはビジネスとして完成させるとぶち上げるところが、ひょっとするとガンダムというフォーマットを使いながら、ガンダムを乗り越えるような、もの凄い作品ができるかもしれないという「勝手」な期待がぶち上がったのである。

 

その後、どうするのかと思っていたが、第二シーズンでまた、ガンダムお決まりのドンパチが始まり、地球と宇宙はそもそも何をめぐって対立していたのか、どの組織も結局、何を目的にどのような利益をめぐって争っているのか、何か思わせぶりな描写がでる割りには、さっぱりその世界像が分からないまま、何となくハッピーエンドを迎えたような、そんな印象があるのである。そして、こんなことにこだわっている人もそんなにいないだろうが、結局、第7話でぶち上げた話が、とってつけたように医療機器の少しの描写で終わり、我々は果たしてガンダムの「呪い」から逃れたのであろうかという疑問が残ってしまったのである。と、ここまで書いて、これは自身が「呪い」から逃れられていないということなのだと思ってしまった。

台湾・法務部調査局の中国共産党資料について

台湾の中央研究院近代史研究所の檔案館ウェブサイトが更新された。

館藏檢索系統

中央研究院近代史研究所檔案館

檔案館では、名前等の登録が必要ではあるが、大変に良くできたサイトで、今更ながら中国近現代史をやろうとする人全員が必見のサイトとなっている。

中国共産党の研究をしている人間であれば、もはや旧聞に属するが台湾の法務部調査局の収集した中国共産党資料が現在このサイトで資料を検索することができる。

jp.taiwantoday.tw

近代史研究所のサイトを見るとすでに、2796冊がデジタル化されている模様である。

https://archivesonline.mh.sinica.edu.tw/detail/7ad9669bf08b5f3103da9ae82e3b4def/

法務部調査局の資料については、上記の記事によれば、2万点15万頁にもおよぶらしい。

また、法務部調査局の中国共産党資料については、三品英憲さんの次の記事も大変に勉強になったし、読みながら気になるキーワードを入れて楽しんでいる。

三品英憲「台湾・法務部調査局資料室文献目録」

https://toyo-bunko.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=2660&item_no=1&page_id=25&block_id=47

 

あとは最近の状況については、次の文献もあることを知った(中国語)。

https://ccs.ncl.edu.tw/files/current_newsletter/04_資料介紹-黃文德.pdf

 

かつて2005年に、法務部調査局の狭い部屋で歓待されながら、確か紙の目録かカードをめくったのを思い起こす。

 

それにしても、2万点の資料のうち2796冊が中央研究院近代史研究所の檔案館の中でデジタル化したものを見られるとすれば、残りのものも随時、デジタル化しているということか。

2005年 新店あたり

今度、台湾にいったら法務部調査局ではなく、こちらを推薦されるということで、目録を検索しながらデジタル化の進展を楽しみにしたい。良い時代になったものである。

 

(備忘)中蘇文化関係檔案文献匯編(1949−1960年)を購入した!

過日、Twitterでも呟いたが、東方書店より、『中蘇文化関係檔案文献匯編(1949−1960年)』が届いたとの連絡があり、早速購入してきた。

《中苏文化关系档案文献汇编(1949—1960年)》出版发行 - 中华人民共和国国家档案局

 

前書きによると7つのロシアの档案館と2つの中国档案館が参加し、本書は出版されたとのことである。全部で248件の資料が公開されている。

冒頭、中ソ友好同盟相互援助条約の原本と思われるものの中国語版とロシア語版がカラーで収録されていて、少し興奮する。

さすがにというか、やはりというか、この条約を結ぶにあたっての両者の交渉や議事録などは収録されていないが、これに付随する形で結ばれた文化合作協定に基づく、文化協力に関する資料が多く収録されている。

この資料集のプロジェクトは前文を読むと2017年ぐらいから開始していた模様である。中国の教育・科学技術・出版・メディア・青年交流・檔案館・博物館等々に関する資料が収録されている。まだ当然、精読はできていないが、中国の中央档案館も含めて、各文書の文書番号まで記載されているのは、ひょっとすると結構凄いことなのではと思っている。巻末には、この資料集に出てくる人物の略歴まであるので、なかなか便利ではないかと思っている。是非とも、売れてこういう資料集のプロジェクトがうまくいくと良いなと思っております。地味な試みですが、是非とも続けてほしいです。

ペイヴメントとレッド・ホット・チリ・ペッパーズのライブを見た!

今年初めてのライブということで、先週、立て続けに、ペイヴメントレッド・ホット・チリ・ペッパーズのライブを見た。どちらも、ベテランバンドらしく貫禄すら漂っている素晴らしいライブを見せてくれて、思ったところなどをつらつらと記しておきたい。

 

全く関係のなさそうなこの二つのバンド、僕にとっては、あの第一回目のフジロックでいずれも繋がっているのであった。

www.fujirockfestival.com

 

第一回目のフジロック、これについて語り出すととにかく長いのであるが、それはともかくとして、何しろ初めてレッド・ホット・チリ・ペッパーズのライブをみたのが、この時であった。しかし、その時のライブは、もう台風が凄すぎて、何が何だかあまり覚えていないというのが率直なところである。事実として、確か4曲だけやって、楽器壊して終わりという、何とも凄まじいものであった。あの時は、ヴォーカルのアンソニーは骨折してて、ギターは今となっては貴重なデイブ・ナヴァロ期であったが、演奏が良かったのか悪かったのかさえ全く覚えていないのであった。

 

そして、その時、遭難しかけて、とある場所に避難して、隣の人と音楽の話をしていたところ、ペイヴメントという耳慣れないバンドをとにかくお薦めされたのが、始まりであった。

 

その後、ペイヴメントはすぐにファンになり、ひょっとするとレッチリよりも好きなバンドになっていった。ペイヴメントのライブに行ったのは、2010年新木場のいまはなきSTUDIO COASTであった。1990年代、ローファイという潮流の筆頭にあったバンドであるが長い休息期間の後の再結成ということもあって、率直に言うと大丈夫なのか、いい加減なライブをみせられるんじゃないかと言う不安は無くはなかった。

 

しかし、予想に全く反してペイヴメントのライブは、そんな不安を吹き飛ばすほどの完成度の高い素晴らしいライブで、逆に完成度が高すぎて違和感を持つほど素晴らしかったという奇妙な体験でもあった。

 

レッド・ホット・チリ・ペッパーズは、フジロックの後は何となく興味が薄れていたが、2016年のフジロックを見ていた。この時、確か機材トラブルかなんかあったと思うが、とにかくギターの音も小さいし、アンソニーは何だかきれているし、ある程度満足はしたが何だかちぐはぐな印象を持ったのも事実であった。その後、2019年のサマソニレッド・ホット・チリ・ペッパーズを見て、このバンドは凄いなぁとやっと気づくのであった。

 

そして、先週のペイヴメントのライブである。この時の第一印象は、みんなおっさんになったなぁと思いつつ、やっぱり完成度の高いアンサンブルが本当に素晴らしかった。

 

 

みんな一斉に、じゃーん、とならすありがちなフレーズでも、そこら辺のバンドと全然、違うのである。その完成度を土台にして各メンバーも、いきいきと弾けるようなパフォーマンスが本当に素晴らしかった。ちなみに写真の右端は、一緒に行った友人がもらったセットリスト。大変に羨ましい。非常に良かった。そして、昔の友人の活躍を見るようなそんな爽やかな感じさえもあった。

 

そして、日曜日には、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、東京ドーム公演であった。自分にとって、ギタリストがジョン・フルシアンテになっての初めてのライブであった。前回のサマソニが良く、しかも最近の二枚のアルバムもなかなか充実しており、期待のハードルが上がってのライブであった。

ライブが始まると、冒頭のCan't Stop からしてもう凄まじいベース・ギター・ドラム・ボーカルであった。その後、いっぺんにアンコールのUnder The BridgeとGive it awayまでもってくるような、そんなライブであった。

とにかく、ベース・ギター・ドラム・ボーカルの全てが、これが世界最高のプレイヤーであるということを、まざまざと見せつけるというか聞きつけるとでも言いたくなるようなライブであった。そして、これが世界最高のバンドでもあることを示すライブでもあった。長々書いたが、全部で四回見たレッド・ホット・チリ・ペッパーズの中でも、最高のライブであった。