多余的話

大沢武彦のブログです。

3月16日(金)

えらい久しぶりにアジア経済研究所に行きました。幕張に移転して立地はやや不便になったものの、資料は開架式となり、セルフコピー(1枚10円)もできるようになって、改善されたなぁと思うことしきりです。移転前は職員によるコピーのみで、おまけに1枚50円かかり、びっくりするぐらいのお金をアジア経済研究所に払った記憶があります。

目当ての資料をさっさとコピーして、その後、開架資料からいくつかの資料に目を通す。「満洲国」協和会の機関誌『協和運動』に興味深い資料があったので、いくつかの記事をコピーする。

その後、OAZO丸善に立ち寄る。以下の書籍を購入。気づくと皆、文庫本。雪だるま式に増えていく「積読」。

失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)

失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)

外交官の一生 (中公文庫BIBLIO20世紀)

外交官の一生 (中公文庫BIBLIO20世紀)

『外交官の一生』は、つい最近出たばかりの改版版。「南京事件」との関わりで有名な回顧録ですが、手に取りやすい文庫本の改訂は嬉しい。未読であったので、これを気に購入する。


レーニン (光文社古典新訳文庫)

レーニン (光文社古典新訳文庫)

それにしても、この21世紀に『帝国主義』だけでなく『レーニン』を出してしまう光文社古典新訳文庫はすごい。長らく絶版の孫文三民主義』とかも出てしまうのではないかと、妙な期待を抱かせてくれます。