李鋭の日記がスタンフォード大学のフーバー研究所にあることは以前にこのブログで言及したことがあった。
https://takeosa75.hatenablog.com/entry/2021/11/24/202316
その話をあちこちの研究会でしたところ、ある方から、李鋭の日記は、アメリカのフーバー研究所へ行かなくても読むことができるということを教えて頂いた。アメリカの次の出版社で、2008年に出版されているというのだ。
渓流出版社
トップページに李鋭の日記3冊が表示されている。他にも大変に面白そうな本が売っている。
編者としては、李鋭の娘である李南央さんの名前が挙がっていて、これは信用できそうな本だ。早速連絡先に、取りあえず中国語も通じそうだったので、中国語で本を3冊購入したい旨、連絡したところ、すぐにお返事を頂き、支払いもPAYPALでスムーズに行うことができた。到着までに結構時間がかかるかと思っていたが、最初のやりとりをして、大体10日ほどでやってきた。以下、我が家にやってきた李鋭の日記である。
個人的には、日記は現時点では3冊出版されていて、戦後の内戦期の勃発する1946年〜文化大革命が終結し、改革開放へと向かう1979年までの日記である。奥付を見ると2008年にすでに出版されていた模様である。個人的には第一巻の戦後内戦期に李鋭は東北にいたので、その時の記述が大変に気になる。読むのが楽しみだ。何か、関心のある方と輪読会でもしたい本である。